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内閣府政策統括官(防災担当)
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防災推進協議会

災害遺構で
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印南町の津波記録2

場所

印南町の津波記録

和歌山県日高郡印南町印南2261

概要

宝永4年の南海トラフ地震で印南集落に被害。これを教訓に安政南海津波では溺死者を出さなかった。 かめや板壁とは、印南町の本郷地区にあった吉田家の蔵の板壁に津波の被害などが記されていたもの。昭和26年に蔵を取り壊す際に、郷土史家の小谷緑草、田中宇南両氏が書かれた板を保存するととも読解して紙に訳した。

活用した主体

印南中学校

活用の内容

印南中学校では2005年より学習において10年に亘り津波研究と防災啓発を取り組み、中学生の手による史料解読や津波解説板の設置を実施。

参照先

紀州新聞「印南中生徒が貴重な防災資料「かめや板壁」解読に取り組む」
http://blog.goo.ne.jp/ks-press/d/20150828

基本データ

災害  :地震、津波
西暦  :1707年
媒体  :古文書(板)
設置年 :不明
場所  :和歌山県日高郡印南町印南2261
活用  :教育
活動期間:2005年〜現在
主体  :印南中学校
主な対象:中学生、地域住民
出典  :紀州新聞ブログ

※本コンテンツは、内閣府の依頼により国立大学法人東北大学(災害科学国際研究所)で作成された『「災害遺構」の収集及び活用に関する検討委員会』報告書を元に作成されました。

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